新潟県燕市の地域おこし協力隊に会いに行ってきたが、メインは燕市探検ツアー笑
ほら!あなたにとって、大事な人ほど、すぐそばにいるの。
って、言うように、大事なものほど、そばにあることを僕らは忘れがちだったり、気づいていなかったりします。
地方活性って結局なんやねんって、ときどき言われますし、僕もうーんなんなんだろーって思い悩むのですが、
僕の思う地方活性というのは、そこの現地にいる人(出身者)とそこに来た人(よそ者?)が、そこの魅力を知り、自信満々に自慢できること。
なんじゃないかなーって思ってたりします。
さて、世界一周で僕が離れていた新潟県ですが、その新潟県燕市の地域おこし協力隊に会いに行ってきました。
今日はそんなお話。
燕市探検ツアー
前日は新潟市に宿泊しており、この日は電車に乗って燕三条駅へ。
市の職員や地域おこし協力隊の方が4人も迎えに来てくれましたw
ただ見学に来ただけなのに、おもてなしがすごい!
地域おこし協力隊の人の話だけでなく、ぜひ燕市を知ってもらいたいということでいろいろな場所を案内してくれました。
燕市:
人口は県下7位であるが、市域の大部分が平地であるため、人口密度は新潟市に次いで2番目である。
洋食器の生産では世界的なシェアを誇る工業都市である。新潟県内では主に下越地方、もしくは県央地域に分類される。同じく県央地域の三条市、加茂市などと合わせ、県内では新潟市、長岡市に次ぐ都市圏を形成している。
特に三条市はともに金属加工を中心に栄えたこともあって古くから相互補完の関係が深く、燕は「職人の町」、三条は「商人の町」とも称される。近年に関しても、燕市から三条市への通勤率は10.1%(平成22年度国勢調査より)に達する。
引用:Wikipedia
▼地域おこし協力隊とは何かは以下記事より
関連記事:山口県和木町の地域おこし協力隊の人に会いに行きました!
玉川堂(ぎょくせんどう)
ザ・職人!の技術といえば、燕ではここでしょうか。
200年の歴史を持つ、一枚の銅板を鎚で叩き起こして銅器を製作す鎚記銅器の技術を継承し続ける老舗企業。
昔ながらの職人の職場って感じがしますが、実は若者も多く、3~4割の従業員は女性です。
この人手不足の時代に募集人数1名に対し、40名ほどの応募があるのですから、ここの技術を学びたいという人がたくさんいるというのはうれしいことですね。
で、こんな過程で銅器ができあがります。
銅板一枚で出来上がるなんて、すごい技術ですよね。。。
ちなみに、これを作り上げるのに3つで3ヵ月かかるそうで、一つの値段が50万円するそうです。。。
商品ラインナップも見せてもらいましたが、手前の花を挿すフラワーボールが3万円しますw
でも、それくらい時間をかけて作ってますし、大量生産ではないので同じものは作れませんしね。
ちなみに、これは人間国宝が作った作品です。(花瓶かな。。。?)
400万円しますwww
なんでも鑑定団クラスですね笑
案内してくれたのは、カナダ人のマシューさん!
日本語ペラペラでした。。。
職人×外国人ってのは、これからの新潟県の新しいテーマだと思うんだよなー。
外国人や留学生が、鍛冶とかしたらかっこいいと思うんだけど。。。
大泉物産(おおいずみぶっさん)
ここは、カトラリー(食卓用のナイフ、フォーク、スプーンなど)を作っているメーカーです。
実は、営業時代にこの会社営業に行ったことがありました。
契約は取れませんでしたが笑
こうやって並べてあると、きれいですよね。
燕市では、産業観光として展示する場合には、会社等にその設備を作るための補助金が下りる制度を導入したとのことで、こういう見せ方をしている会社が何社かできたそうです。
僕が営業で来た時には、こんなスペースなかったもんなぁ。。。
ちなみに、ノーベル賞の晩餐会で用いたれるカトラリーもこの燕エリアで作られています。(ここではなく、山崎工業さんという会社ですが。)
藤次郎(とうじろう)
ここは調理用刃物を主に作っているメーカーです。
実は世界一周中にシアトルに寄った際、この包丁がシアトルで販売されていたので驚きました。
圧倒的な切れ味だそうです。
いろいろ工場見学をさせてもらましたが、燕ではこんなに見せ方を意識した会社があるんだと、新潟県に3年間いましたが驚かされることばかりでした。
MGNET(まぐねっと)
「make good networks.」が語源のMGNET
『「何の会社ですか?」って言われて、「こういう会社です。」って言われたら終わりなんですよ。』って説明がとても面白かったです。
どういうことかというと
MGNETは、名刺入れのメーカーです。って言われたら、名刺入れの会社だと思われるわけです。
そういう枠組みを超えて、モノづくりであればどんなことでもやりますよって会社、それがMGNET。
モノづくりに興味を持ってもらったり、モノづくりのすごさ、面白さを伝えるのが上手なのがここの会社かもしれません。
新潟で、こういうワークショップのスペースを持っている会社は初めて見たかもしれません。
わくわくしますね!
このMGNETを運営しているのは、7人の若者なのですが、アイディアがあふれています。
元は、隣にある武田金型製作所の広報部門だったとのことですが、独立して今にいたるそうです。
これ、わかりますか??
なんと。。。
文字が出てきます!!!
これは金型の技術力あってこそできる作品なんですね。。
武田金型製作所でも、これを作れるのは工場長だけだそうです。
一時期動画もまわってましたよね?こんな感じの。
燕市探検ツアーを終えて
燕の若者との交流と、意見交換などなどさせてもらいました。
あー、こんなにいろんなことしている若者が、このあたりにいるんだなと気づかせてもらいました。
新潟県が持つ技術や気づかれていないもの、たくさんあるんだよなー。
改めて、新潟の良さを再発見したそんな一日になりました。
案内してくれた燕市の皆さん、本当にありがとうございました!
また、来ます!
思い出した思い出
そういえば、大事な人ほどすぐそばにいるのと言いますが、僕は彼女と別れる度、なんで別れてしまったんだと死ぬほど後悔しています(爆)
ちまたでは、恋愛について語る恋愛マスターというなぞの称号をいただくことがあるのですが、その前に彼女作れとボロカスに言われますwww
そろそろ彼女いない歴4年に突入しますが、できる気配もないので、最近一緒に寝ている猫(メス)に、
お前だけそばにいてくれるなー!!!よしよーし!
と顔を近づけたら、
噛まれましたwww
痛いですwww
では、また次回!
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