山口県和木町の地域おこし協力隊の人に会いに行きました!
- 2018.12.12
- 移住
日本一周の旅で、何回か聞いて出てきたワード。
『地域おこし協力隊』
はてはて、地域おこし協力隊とはなんぞや?
ということで、調べてみました。
地域おこし協力隊とは?
人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、地域外の人材を積極的に受け入れ、地域協力活動を行ってもらい、その定住・定着を図ることで、意欲ある都市住民のニーズに応えながら、地域力の維持・強化を図っていくことを目的とした制度。
2009年度から、総務省によって制度化され、2015年度には全国673の自治体で2625人の隊員が活躍している。
出典:wikipedia
ざっくり言うと、都会に住んでる若者(エリアによって上限年齢は様々)が、田舎に行ってその町の活性化をはかり、最長3年の任期を迎えた後は、そこに定住して、就職ないし起業してもらうというもの。
給料は、そこまで高くはない(17万円~20万円程度)が、転居や家賃に関しては補助があり、地方を盛り上げたいという想いを持ち、かつ将来的に地方や田舎に住みたいと思っている人には魅力的な制度でもある。
地域おこし協力隊のメリット・デメリット
これは、受け入れる側の自治体によってかなり左右されるようだ。
成功例でいえば
新潟県の十日町市では、地域おこし協力隊の活躍により、奇跡の集落と呼ばれ取材が殺到し始め、平成27年に総務大臣賞をとっている。
他にも、岡山県の美作市では、棚田再生にセグウェイを用いるなど、突き抜けた面白い施策を導入している。
ただ、自治体があまり協力的でないところや、ただの雑用だけさせられるところなどなどもあるらしく、自分たちのスキルを活かしたいと思っても活躍できない場所もあるようだ。
直近では、以下のような悲しい話もニュースになった。
山口県和木町の地域おこし協力隊の人に会ってきた
将来的に地方活性に携わりたいと考えている僕にとっては、この制度は魅力的である。
前述した通り、ネットにいろんな情報は流れているが、それで、さも知ったような気持ちになるのではなく、現場に行って話を聞く、見る、とにかく行動する。
これが僕のスタンスだ。
ということで、今僕のいる山口県の近場で地域おこし協力隊がいる自治体に片っ端から連絡して、アポイントがとれたところに会いに行くことにした。
そしてアポがとれたのが、山口県和木町。
出典:和木町ホームページ
僕の住んでいる防府市から電車で片道約2時間。
初めてきたけど、ほぼここ広島だな笑
ここの地域おこし協力隊の安井さん(女性、現在地域おこし協力隊3年目)という方と1時間ほどお話させてもらった。
地域おこし協力隊の業務
具体的にどんなことをしているか聞いてみた。
特に、行政側から、何をしてくれとか、雑務が回ってくることはほとんどなかったとのこと。
ただ、その分自分で考え、自分で作り上げていくので、それはそれで大変だったよう。
1年目の時は、まず和木町をよく知ることからスタートして、自分で町を歩き、探検し、地元の人が気づいていない町の魅力を発掘したそうです。
以前デザイン関係の仕事をしていたこともあり、そもそも町のアピールをするためのパンフレットすらなかったのでそういうものの製作から始めたとのこと。
他にも地元のケーブルテレビである和木チャンネルにシェフとともに登場し、レポートしながら、そのレシピをパンフレットととして作成している。
また、地元のお菓子がないとのことで、地元のお菓子業者と協力して、地元の特産やまももをイメージしたどら焼きまで製作したとのことで、なかなかアイディアあふれる面白いことができているなと感じました!
和木町は、自治体の人がかなり協力的であるため、とても恵まれた環境とのことで、エリアによって当たりはずれはやっぱりあるみたいです。
地域おこし協力隊の人に会ってみてどうだったか
具体的なイメージがかなり沸きました。
これは直接会いに行ってよかったと本当に思いましたね。
和木町だったからかもしれないが、自分で考え、自分で実行できるため、やりたいことがやれた。
という点には非常に魅力を感じました。
和木町の地域おこし協力隊は一人しかいないため、できる幅には限界があったとのことで、他の地域ではたくさんの協力隊がいるエリアもあり、そこではできる幅も広いのでそこも面白みがありそうだなとも思いました。
来週は山口県萩市の地域おこし協力隊に会いに行ってきます!
えー落ちとしては、僕の住んでいるエリアでは、条件的に和木町には地域おこし協力隊としてはいけないみたいですwww
なんやねんwww
もし興味がある人は、受けてみてください!
では、また次回!
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